佐賀県鳥栖市の株式会社LOHASはケア付有料老人ホーム「ばんざい」を運営しております。

 

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コロナ感染で学んだこと
2022-05-19
 この度は、ホーム内でのコロナウイルス感染症の発生に伴い、ご利用者様、ご家族様、関係者の方々には大変ご心配とご迷惑をおかけし、申し訳ありませんでした。今後も引き続き、感染予防に努めて参ります。
 ばんざいを開設して16年目になります。これまで一人のインフルエンザ罹患者を出すこともなく、感染予防に努めてきました。新型コロナウイルスが世界中で広がりだして2年半、近隣の施設や学校、病院や保育園でクラスター報道がなされるたびに、さらに気が引き締まり、スタッフ一同、感染対策に身を投じてきた日々。それが、こんなにも一瞬に、何の前触れもなく感染者が発生する事態となり、正直とても慌てました。
 数か月前にクラスターとして公表されていた施設の関係者の方に、その時の対応について、準備しておいた方がいいもの、発生した場合のスタッフの勤務体制、施設長である私の役割・・・いろいろな話を伺っていた矢先の出来事でした。最初の感染者を確認してからすぐに、施設内のゾーニングをしました。感染者と非感染者に対する対応についても、きちんと区分けを行い、携わるスタッフの動線や、ケアの順番などを決めていきました。数日に渡って数名ずつ感染者が出る日々。正直、怖くて、何が正しいのかさえ分からなくなりそうでした。感染者が出るたびに、スタッフが濃厚接触者となり休んでいく日々の中で、残されたスタッフの協力的な姿勢がどんなに心強かったか。日を追うごとにガウンテクニックもきちんとできるようになり、ケアの要領もよくなっていきました。ガウンを着て感染者の部屋に一度入ると、バイタル測定も、食事も排泄も、室内消毒もすべてを終わらせてからでないと、部屋を出てくることができません。ガウンの枚数にも、勤務しているスタッフの数にも限りがあります。もちろん私も感染者担当になり、毎日毎日ガウンを着て感染者のケアに入りました。
 感染者のうち、ホーム内にそのまま滞在された方々は、幸い、症状が重い方は一人もおられず、軽症又は無症状の方ばかりでした。それでも、同じフロアで生活されておられる非感染者の方々には絶対に感染させるわけにはいきません。決めたルールをしっかりと守り、最初の感染から数日後には、それ以上に感染が広がることはなく制限解除とされている10日間を何とか予定通りに迎えることができました。
 コロナ感染は、決してホーム内において起こしたくない病気です。しかし、今回、実際に感染者が発生した事によって、私たちは大変多くの事を学ばせていただきました。当たり前に口にしていたマスクの着用や手洗い、うがい、住空間の消毒などについて、『正しく行うことの大切さ』を痛感しました。最初の感染確認から14日間、特に感染者の方々に携わってくれたスタッフが感染しなかったことで、今はホッとしています。また、感染者の出ていなかったフロアを引き続き守ってくれたスタッフにも感謝。そして、何より、面会も外出・外泊も我慢させておきながら、結果的に感染させてしまったにもかかわらず「必要以上に負担を感じないでね」「これだけ流行っているのだから、どこで感染してもおかしくないよ」「スタッフの皆さんが心配。あまり無理せず、お身体休めて下さいね」等と優しく温かいお言葉をかけて下さったご家族の方々には心より感謝申し上げます。
 二度と感染させてはいけないと思ってはいながら、目には見えないウイルスと今後もずっと向き合っていかなければなりません。今回、学んだ事をしっかりと胸に刻み、今後の感染対策に取り組んでいきたいと思っています。
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